南郷区(なんごうく)とは、2005年3月31日に八戸市と合併した、旧三戸郡南郷村(なんごうむら)に設置された、合併特例法に基づく地域自治区です。
南郷区は向こう10年間設置され、「南郷区役所」は旧南郷村役場に置かれており、特別職となる地域自治区の区長が1人置かれています。
南郷村区役所では、従来通りの住民サービスの提供や、地域振興を企画するなど、総合支所機能を持ちます。
旧南郷村は、新井田川を中心として約6割が山林という、農業を基幹とする村で、明治時代に島守村と是川村の頃巻沢地区が合併した島守村と、中野村・市野沢村・大森村・泥障作村・泉清水村が合併した中沢村が、昭和32年に合併して南郷村となったものでした。
人口は約6700人で、面積は91.13平方km。八戸市の南方に位置し、岩手県と接しています。
町の花は福寿草、町の木は赤松。近年は「ジャズとそばの里」として知られていました。
観光スポットとしては毎年夏に開催される「南郷サマージャズフェスティバル」や、その会場となる「カッコーの森エコーランド」、八戸市民の森ともなっている不習(ならわず)岳や、新しく完成したダム湖・青葉湖(世増ダム)などがあります。
また、南郷村全域を「田園空間博物館『南郷朝もやの里』」として指定していて、地域に埋もれている地域資源を再評価し、それら資源を保全したり、学んだりするためのワークショップを数多く行うなど、グリーンツーリズムに力を入れている自治体でした。
これらの観光スポットや各事業などは、ほとんどが新しい八戸市と南郷区に引き継がれ、これからも南郷区の特色を生かした地域づくりが行われます。
交通としては、鉄道駅こそありませんが、八戸自動車道の南郷インターチェンジがあります。