「青い森鉄道」とは、東北新幹線盛岡−八戸間が開通すると同時に発足した第三セクターの鉄道会社の名前です。
新幹線が、従来の線路を通る「ミニ新幹線方式」ではない、新線のフル規格で建設される事が決まったため、昼間の特急が走らなくなる東北本線の重なる区間は大幅な減収が予想されます。
そのため、国がフル規格での新幹線建設の条件として出してきたのが、JR(計画当初は国鉄)東北本線の廃止でした。
廃止となると、新幹線が停車しない駅の沿線自治体は何の恩恵もなくなります。
そこで、救済策として、半官半民出資の第三セクター方式でなら線路の存続をする、ということになったのです。
会社設立まで紆余曲折はありましたが、2001年5月31日、岩手県との県境の青森県側の駅・目時(めとき)−八戸間を営業路線とする「青い森鉄道」が設立されました。
同様に第三セクターとしてJR東日本から経営が分離される岩手県側、盛岡−目時間は、「IGRいわて銀河鉄道」として再出発しました。