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■祭でみる八戸市
さて、ここからは八戸市で開催されている祭から、八戸市について見てみることにしましょう。

八戸市の花が「菊」になっている通り、八戸地域では菊の栽培が盛んに行われてきました。

観賞用の菊「奥州菊」は愛好家の間で現在も栽培され、その成果は毎年秋に開催される「はちのへ菊まつり(10月下旬〜11月下旬)」にて菊人形や立派な鉢植えで見ることができます。
そして、食用の菊「阿房宮(あぼうきゅう)」は今や八戸地域の名産の一つです。
特に、保存食用として加工された「干し菊」は、湯に放つだけで簡単に元の風合いと味が戻るため、お土産用としてだけでなく一般家庭でも重宝され、おひたしや菊の味噌汁など料理の食材として常に使われています。八戸三社大祭山車

秋の「はちのへ菊まつり」について言及しましたが、他にも数多くの祭が八戸では開かれています。

代表的なもののまず一つが、夏の「八戸三社大祭(7月31日〜8月4日)」です。

この祭は約280年の歴史を誇るもので、市内にある「おがみ神社」「新羅神社」「神明宮」の三社の神輿行列と、町内が歌舞伎や伝説などを題材に競って作り上げる豪華な山車二十数台が合同で中心街を練り歩く、まさに『日本一の山車まつり』の名に恥じない祭りです。
最近では人形が動いたり、山車が大きくなったり小さくなったり、はたまたドライアイスを噴き出したりと、凝った仕掛けが山車に施されているので、またそれも新しい魅力の一つとなっています。

「ユートリー」内にあるえんぶりのレリーフそして、冬に開催される祭が「えんぶり(2月17日〜20日)」です。
こちらは先の「八戸三社大祭」とは対象的な、『これぞ民俗芸能!』というべき祭です。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
笛や太鼓も含んだ一組20人ほどのグループで、農耕馬をかたどった烏帽子をかぶった「太夫」と呼ばれる踊り手が農作業の様子を舞い、翌年の豊作を祈願する祭です。

これも町内を基本とする組が何組もあり、動きの激しい「どうさいえんぶり」と、ゆったりとした動きの「ながえんぶり」との二つのグループに大別されます。
「太夫」以外に子供達が舞う「エンコエンコ」や「恵比須舞」などがあり、それももう一つの見どころです。

他に、「八戸三社大祭」の期間中に行われるポロに似た競技「加賀美流騎馬打毬(きばだきゅう)(8月2日)」や、潮干狩りなども楽しめる「蕪嶋まつり(4月第三日曜日)」、市の中心街で行われ縁日などもたくさん並ぶ「はちのへ七夕まつり(7月下旬)」などがあり、さらに8月上旬には「八戸花火大会」、そして南郷区での最大のイベント「南郷サマージャズフェスティバル」も7月下旬に開催されています。

このような魅力溢れた街が八戸市なのです。

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